【必見】浴衣を着こなすために必要なものは?

夏のイベントやお祭り、温泉街、花火大会などお出かけする時に、浴衣を着ることは楽しみの一つです。

しかし、浴衣を着るには着付けに必要なアイテムがたくさんあります。

そこで、浴衣を美しく着こなすために必要なものとその着こなしのコツをご紹介します。

浴衣を着こなすときに必要なアイテムの紹介

浴衣を着るのに最低限必要なものは、浴衣、帯、肌着、腰紐、伊達締め、帯板、下駄、バッグです。

これさえあれば、浴衣を着ることができますのでまずはこちらのアイテムをそれぞれご紹介します。

1,浴衣

昔の浴衣は湯上がりの部屋着や寝巻として使用されていましたが、最近の浴衣は夏のイベントに欠かせないおしゃれアイテム、カジュアルな着物として利用されているため、デザインも豊富です。

レンタルもできるため、イベントごとに違う浴衣を楽しむ人も多いようです。

2,帯

浴衣には、カジュアルな印象を演出するために半幅帯や兵児帯が使用されます。

半幅帯は粋でキレイな印象を与え、兵児帯はふんわりやわらかく可愛らしい印象を与えます。

最近では、すでに結んである作り帯も多くあり、手軽に着用できるため利用者が増えています。

浴衣を着こなす際には、帯の選び方が重要で、自分の個性やイベントの雰囲気に合った帯を選ぶことで、より一層魅力的な浴衣スタイルを演出することができます。

3,肌着

浴衣を着る際に欠かせないのが、肌着です。浴衣用の肌着には、夏用の肌襦袢と裾除け、または浴衣用のスリップがあります。

肌襦袢は、肌着、インナーのことで、生地が薄く通気性が高い素材で作られています。

肌襦袢は着物の衿や袖口を清潔に保ち、汗を吸収してくれる機能を持っています。

裾除けは「蹴出し」(けだし)とも呼ばれていますが、下半身に着用する下着で、肌襦袢と一緒に着用することが一般的です。

浴衣を着るときは裾除けを着用することでより美しく着こなすことができます。

4,腰紐

腰紐とは、浴衣を着る時に着くずれしないように結ぶ、幅のせまい紐のことです。

腰紐は浴衣がはだけないように、きれいに着付けるために使用します。

浴衣の場合は、最低でも胸ひも用に1本、腰ひも用に1本の計2本は用意しておくといいでしょう。

5,伊達締め

伊達締めとは、浴衣の合わせを崩れにくく留め、おはしょり(着物の余った部分を腰で折り上げる部分)を押さえて真っすぐに保つための細めの帯のことです。

先にマジックテープの付いているマジックベルトは、一重巻きでマジックテープを留めるだけなので、簡単に装着ができます。

6,帯板

帯板は帯を締める際に、胴の前部分に着用し、前帯のシワを防ぐ帯の芯のようなものです。

帯板を使用することで、帯の胴をすっきり、ぴんとハリが出でシワになりにくく、綺麗に見せてくれるアイテムです。

7,下駄

浴衣はカジュアルな装いのため、足元も草履ではなく下駄を履くのが一般的です。

鼻緒の色や柄を、浴衣や帯、巾着袋などの小物と合わせたり、バッグと草履がセットになったものを選ぶとおしゃれに見えます。

8,バッグ

浴衣には竹や籐素材の籠バッグを合わせると涼し気な印象になります。

浴衣のデザインに合わせた、かわいい巾着バックもオススメです。

浴衣と合わせてバランスの良いものや、アクセントになるものを選びましょう。

以上が浴衣を着る上で必須のアイテムになります。

ここからは、必須アイテムではありませんが、浴衣をより綺麗に着る上であった方が良いおすすめのアイテムをご紹介します。

9,衿芯

浴衣の衿に衿芯を入れることで衿元がきれいに整い、きちんとした感じを出すことができます。

着付けで上前を引っ張りすぎると、後ろの衿の形が崩れていきますので、浴衣に衿芯を入れるといいでしょう。

10,コーリンベルト

コーリンベルト(着付けベルト)は衿が開いてしまうといった着崩れを防いでくれるアイテムです。

ゴム紐の両端についているクリップで浴衣を挟み、衿元を合わせて固定して使用します。

11,三重紐 四重紐

三重紐は3本重ねたゴムの両端にヒモをつけたもので、半幅帯などで華やかな帯結びを作るときに使用します。

3本のゴムの間にさまざまなヒダを作った帯を挟むことで、多彩な帯結びを作ることができます。

四重紐はゴムが4本でより多彩で複雑な帯結びが可能です。

12,着物クリップ

着物クリップは、浴衣の着付け時に仮留めや補助をするために使われるアイテムです。

その他にも、浴衣の袖や裾をとめる際にも利用されます。

文房具用のクリップを代用することも可能ですが、浴衣などの着物に使用する場合、クリップの跡がつく可能性がありますので、跡が残りにくい着物クリップがおすすめです。

13,飾りひも

飾り紐は、浴衣の帯まわりにおしゃれなアクセントを加えるだけでなく、実用的な面もあります。

帯揚げや帯締め、帯留めを使わずに着ることが多い浴衣ですが、帯まわりが寂しいと感じる場合や、帯が緩んだり着崩れしやすい場合に飾り紐を利用することで、帯をしっかりと固定し、スタイルをキープすることができます。

また、飾り紐はさまざまなデザインや色があり、着こなしのアクセントとしても活用できますので、最近では飾り紐を使う方が増えている傾向にあります。

14,髪飾り

浴衣の髪飾りは大きなものか小ぶりなもので華やかさや上品さのような印象がかなり変わります。

浴衣の色と合わせて統一感を出したり、小物の色と合わせてアクセントにするなど、自分のイメージやコーディネートに合わせて選ぶと良いでしょう。

以上のようなアイテムを活用することでより美しく浴衣を着こなすことができます。

浴衣を着こなすために必要なもの まとめ

浴衣を着こなすために必要なもの まとめ

浴衣を初めて着る方にとっては、着付け用の小物や必要なアイテムの数に驚かれたかもしれません。

すべての小物を揃えるのは手間がかかることもありますので、初めて浴衣を着る場合は、浴衣セットをレンタルするという方法もあります。

ぜひ今回ご紹介したアイテムを参考に、自分にあった浴衣を楽しんでください!

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